2月16日、17日の2日間、小野大使はベラクルス州の州都ハラパ市に出張しました。出張中、12月に就任したばかりのドゥアルテ・ベラクルス州知事を表敬し、37歳の若い州知事に日本に対して関心を持ってもらうべく、昨年、一昨年に400周年を迎えた両国の関係日本とベラクルス州との関係に焦点を当てつつ説明した他、日系企業からの要望を伝え、又治安問題等に関しても意見交換を行いました。続いて、この度、昨年のハリケーンにより洪水被害を受けた同州の世界遺産都市トラコタルパン市の小中学校3校の校舎修復に当てられる草の根・人間の安全保障無償資金協力の署名式典に出席しました。州庁舎で開かれた同式典には、小野大使、州知事のほか、メキシコ外務省の代表、供与先団体の代表、トラコタルパン市長、供与先の小中学校の校長先生、先生方、生徒さん達も出席し、大変盛大な式典となりました。その他、小野大使はベラクルス州立大学の学長とも会談を行い、その夜は、同大学付属のギャラリーで行われた国際交流基金巡回写真展「旅」展の開幕式にも出席しました。

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