3月23日から25日の3日間、小野大使は日系マキラドーラ協会の年次総会への出席、オスナ・バハ・カリフォルニア州知事との会談及び日系人団体との交流のため、バハ・カリフォルニア州ティファナ及びメヒカリに出張しました。

オスナ州知事との会談では、知事からのお悔やみの書簡をいただいたことに感謝申し上げるとともに、日本の被災状況について説明したところ、オスナ知事からは、日本の皆様にお悔やみを申し上げる、連帯の意を表したい、バハ・カリフォルニア州は日本とともにあるという気持ちをお伝えしたいとの言葉をいただきました。また知事からはあらゆる援助を惜しまないとの意向が表明され、既に、募金等呼びかけを行っていただいているとの話を伺いました。

この出張の機会に、ティファナ日系人協会のコハクラ会長、エンセナダ日系人協会のアオキ会長、メヒカリ日系人協会のヤマモト会長ほか、同州の日系人家族と懇談する機会を得ました。ティファナでは募金窓口が開設・周知され、エンセナダではチャリティ夕食会が企画されていると伺いました。メヒカリでは日系人協会の皆様から訪問前日にチャリティのビンゴ大会を夜遅くまで開催し、多くの募金を集めたとの話が紹介され、日系人の皆様の母国に対する熱い想いと強い連帯を感じました。