3月11日、山田大使は、ベラクルス州ベニート・フアレス市にて開催された、草の根・人間の安全保障無償資金協力による「ワステカヨトゥル女性と青少年開発センター建設計画」の署名式に出席するとともに、施設建設予定地において記念植樹を行いました。
署名式にはベニート・フアレス市民をはじめ、周辺地域の住民など500人を超える人々が集まり、多くの児童が日の丸を振って大使を歓迎しました。
同施設は、ベニート・フアレス市中心部に建設するもので、DV被害の保護シェルターとして機能する他、社会格差是正のための教育や地域住民の所得向上を目的に民芸品の製作研修等を行うためのセンターです。本施設が、ベニート・フアレス市周辺のワステカヨトゥル地域の人々に役立てられることが期待されています。
※草の根・人間の安全保障無償資金協力は、開発途上国の地方公共団体やローカルNGO等が現地において実施し、草の根レベルに恩恵をもたらすプロジェクトに対し、当該国の諸事情に精通している現地の日本国大使館が中心となって資金協力を行うものです。
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