平成24年3月7日、目賀田周一郎大使夫妻は、大震災から一年を機に犠牲者の鎮魂を祈るとともに,昨年3月11日に発生した東日本大震災に際してのメキシコからの支援に対する謝意を改めて表明し、大震災からの我が国,特に被災地の復興をアピールするためにレセプションを開催しました。
レセプションには、ホセ・ゴンサレス・モルフィン連邦上院議長、ハビエル・カステロ連邦上院議員、フアン・ブエノ連邦上院国民行動党副会長、スサナ・ウルタード連邦下院議員、アレハンドロ・ラミレスCINEPOLIS社長、エルミニオ・ブランコ元商工大臣、音楽家のアルマンド・マンサネーロ氏を始め、外交団、在留邦人の方々など約320名に出席頂きました。
レセプションにおいては、出席者全員による黙祷及び日墨協会合唱団による合唱に続き、目賀田大使より、東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福及び被災者の方々の震災からの一刻も早い回復、メキシコ政府及び国民から寄せられた多大な支援に対する心からの謝意、そしてこれら支援を受け日本は復興と再生に向けて力強く歩み始めている旨挨拶しました。続いて、ゴンサレス連邦上院議長は、1985年のメキシコ大震災時に日本が支援の手を差し伸べた歴史に言及した上で,メキシコは日本の規律や勇敢さを尊敬しており,常にメキシコの友愛の対象である旨挨拶しました。
同レセプションにおいては、この他、復興発信使として来墨頂いた特定非営利活動法人JEN局長付平野氏に震災支援活動の体験談を行って頂き、メキシコ政府派遣緊急援助隊に対する公館長表彰を行いました。また、被災地支援の一環として日本及び東北産品(りんご,みかん,日本茶、日本酒)の試食会を開催すると同時に、復興写真展及び被災地児童の絵画展も開催致しました。
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