注意喚起(メキシコ市での強盗事件の発生等)

平成27年11月12日
メキシコ滞在中の皆様へ
在メキシコ日本国大使館
TEL:(55)5211-0028
FAX:(55)5207-7030


注意喚起(メキシコ市での強盗事件の発生等)

 
 
  1.  11月8日,メキシコ市において,以下の通り邦人に対する強盗事件が発生しました。
(1)事件の概要
発生日時:11月8日 午後19時30分頃
犯行手口:ナイフを用いた強盗
発生場所:Cuauhtémoc区 Centro地区
概  要:被害者がセントロ地区に所在するホテルのフロントにて携帯電話を使用していたところ, 突然後ろから携帯電話を奪われた。振り返るとナイフを所持した男性が立っていた。更に,犯人は被害者が肩にかけていたバックの紐をナイフで切断し,旅券等在中のバックを奪い,外に待機していた別の男性が運転するバイクに乗って逃走した。身体への危害はなかった。
 
(2)注意点
  1.   本事件は,実行犯及び共犯に分かれ,2名にて実行された計画的犯行であり,被害者はホテルのフロント内に居たにも関わらず犯行に及んだことから,犯人グループは被害者を尾行していた,もしくは,予めホテル内の状況を監視し,ターゲットを定めた上で犯行に及んだ可能性があります。
 十分に注意をしていても,不幸にして強盗等の被害に遭遇することがあります。当地では,けん銃等の凶器を使用した強盗において,無抵抗で金品を差し出した場合に,更に生命・身体に危害を加えられることは余りありません。この点にも留意して,強盗等に遭遇した場合には,以下の点を心がけてください。
・ 動作はゆっくりと。(急な動きは,犯人の攻撃を呼び起こす)
・ 犯人の顔を見つめない。(犯人を刺激しない)
・ 日頃から,強盗遭遇時に差し出しても良いようなダミーの財布を準備しておく。
・ 万一,犯人が面識ある人物の場合など,こちらの生命・身体に危害を加える意思が確認される場合は,できるだけ周囲に多数の人がいる場所での脱出の機会を探る。

 
  1. また,11月4日,メキシコ国内を移動中,検問において身分証明書の提示を求められた際,身分証明書を携行していなかったため,邦人が当局に身柄を拘束されるといった事案が生起しました。
      メキシコにおいては,常時身分証を携行するよう移民法に定められているため,航空機,車両等移動の種別を問わず,外出時には常時身分証を携行するようにして下さい。

 
  1. 当地における基本的な安全対策や留意事項については,在メキシコ大使館ホームページや海外安全ホームページに掲載していますので御参照下さい。

「安全の手引き」
https://www.mx.emb-japan.go.jp/2015.pdf
「安全対策基礎データ」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=264
 
★外務省海外安全ホームページでは,海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので,皆様の海外安全対策にお役立てください。

<海外安全虎の巻>
 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2015.pdf

<海外赴任者のための安全対策小読本>
 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/overseas2013.pdf

<海外における脅迫・誘拐対策Q&A
 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/kyohaku2013.pdf

★万が一,犯罪被害に遭われた際は,当館領事班までご連絡ください。
★在留届はインターネット上で提出することができます。転居等により連絡先が変更になった,あるいは帰国する場合にもインターネット上で手続きできます。
在留届電子届出システム http://www.ezairyu.mofa.go.jp/ 
★日本人の安全に関わる情報等広く周知すべき情報は,在留届に登録されたメールアドレスに送信されます。その他の情報に関する大使館からのお知らせメールの受信登録,削除及びメールアドレスの変更は,次のURLからお願いします。
https://www.mailmz.emb-japan.go.jp/mailmz/menu?emb=mx 
 
(問い合わせ先)
在メキシコ日本国大使館
Tel:+52(55)5211-0028
Fax:+52(55)5207-7030
以上