注意喚起(空き巣犯による強盗被害)

平成28年7月14日

 在留邦人及びたびレジ登録者の皆様へ

 
 ヌエボ・レオン州サン・ペドロ・ガルサ・ガルシア市において,下記の通り自宅に侵入した空き巣犯と遭遇したことにより強盗被害を受けた事件が発生しましたので,注意喚起致します。
 
1 概要
被 害 者:在留邦人男性
発生日時:7月10日午後2時10分ころ
場  所:ヌエボ・レオン州サン・ペドロ・ガルサ・ガルシア市
被 害 品:携帯電話,財布(現金及びクレジットカード等在中)
概  要:一戸建て住宅の2階に下宿している被害者が,外出先から帰宅したところ,その家の駐車スペースにおいて空き巣に入っていた犯人3名に遭遇し,ベルト等で両手両足を縛られた上で頭に布袋を被せられ,金品を奪われた。本件犯行は約10分間で行われ,被害者は犯人の足音等の物音がなくなった後に,自ら脱出した。
 
2 注意点
(1)ヌエボ・レオン州サン・ペドロ・ガルサ・ガルシア市は,今年に入り強盗及び窃盗事件が大幅に増加傾向にあり,治安の悪化が懸念されているとの情報があります。
 当地では昼夜を問わず強盗及び窃盗事件が多数発生しており,十分に注意をしていても,発砲事件に遭遇したり,不幸にして犯罪被害に遭ったりすることがあります。 また,本件のように,自宅へ侵入した空き巣犯に偶然遭遇することにより,強盗被害を受ける場合もあります。一般的には,無抵抗で金品を差し出した場合に,更に生命・身体に危害を加えられる危険性は高くはありません。
(2)強盗被害に遭った場合は,下記の通り対処し,生命の安全を最優先に行動してください。
・ 絶対に抵抗しない(大声を上げて助けを求めることでも,犯人から抵抗したと見なされ,危害を加えられる可能性があります)。
・ 動作はゆっくり行い,突飛な行動を取らない。
・ 犯人を直視しない,追わない。
・ 日頃から,強盗遭遇時の捨て財布を準備しておく。
・ 犯人によって生命・身体に危害を加えられる危険を察知した場合は,できるだけ周囲に多数の人がいる場所での脱出の機会を探る。
(3)万が一,発砲事件現場に偶然居合わせた場合は,下記対処を取り,流れ弾による負傷を避けるよう行動してください。
・ 直ちに体を伏せ頭を覆う(銃声の方向に足を,逆の方向に頭を向けて伏せる)
・ 建物・車両等の物陰に避難する
・ 可能な限り距離を取る
 
(問い合わせ先)
在メキシコ日本国大使館
住所:Paseo de la Reforma No. 243, Torre Mapfre Piso 9, Col. Cuauhtemoc, C.P. 06500 México, Ciudad de México.
(※2015年11月から上記住所に移転しましたのでご注意ください。)
Tel:+52(55)5211-0028
Fax:+52(55)5207-7030
メール:ryojibu@me.mofa.go.jp
 
★外務省海外安全ホームページでは,海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので,皆様の海外安全対策にお役立てください。

<海外安全虎の巻>
 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2016.pdf

<海外赴任者のための安全対策小読本>
 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/overseas2013.pdf

<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>
 http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/kyohaku2013.pdf

★万が一,犯罪被害に遭われた際は,当館領事班までご連絡ください。
★在留届はインターネット上で提出することができます。転居等により連絡先が変更になった,あるいは帰国する場合にもインターネット上で手続きできます。
在留届電子届出システム http://www.ezairyu.mofa.go.jp/
★日本人の安全に関わる情報等広く周知すべき情報は,在留届に登録されたメールアドレスに送信されます。その他の情報に関する大使館からのお知らせメールの受信登録,削除及びメールアドレスの変更は,次のURLからお願いします。
https://www.mailmz.emb-japan.go.jp/mailmz/menu?emb=mx