在レオン日本国総領事館からの注意喚起(2016年10月24日)
平成28年10月24日
在留邦人及びたびレジ登録者の皆様へ
以下の通り、在レオン日本国総領事館からの注意喚起が出ていますので、在メキシコ日本国大使館管内において在留届及びたびレジに登録されている皆様にも配信いたします。
在留邦人及びたびレジ登録者の皆様へ
在レオン日本国総領事館
グアナファト州における治安情勢が悪化しているため、グアナファト州検察庁より得た情報を元に以下の通り注意喚起を行います。なお、在留邦人向けの治安セミナーの実施につき検察庁に申し入れ中ですので、決まりましたら追ってご案内いたします。
グアナファト州検察庁からの情報提供内容
1 近年増加傾向にある犯罪被害及び手口
(1)電話を使った恐喝が増加傾向にあり、主な手口は以下のものです。
・口座を指定し、現金を振り込ませる。
・プリペイド携帯の電話番号を指定し、現金をチャージさせる。
特に、タマウリパス州からの電話が多くなっており、不特定多数に電話をかけ、犯行に及んでいる模様です。このような不審な電話を受けた場合、相手にせず、直ちに電話を切ることが最も有効な対策となります。
(2)石油パイプラインからのガソリン窃盗
サラマンカ市の郊外にある石油製油所から出る石油のパイプラインは、グアナファト州内の犯罪の温床となっています。犯行が見つかりにくく、犯罪者の収入源であるため、被害が後を絶ちません。メキシコ国内でもグアナファト州での発生率が最も高くなっており、犯行は、犯罪組織による場合もあれば、単独犯の場合もあります。
2.隣接する州からの犯罪者の侵入
(1)グアナファト州南部のアバソロ市やペンハモ市の商店街での爆弾事件や殺人事件には、ミチョアカン州から州境をまたいで出入りする犯罪組織が関わっている可能性があります。このことから、犯罪組織の活動がみられるミチョアカン州やハリスコ州との州境にあたる市町村においては、特に注意が必要です。
(2)州内における殺人事件は、対立する組織間や、個人的な怨恨による殺人が多いと見られています。
(3)グアナファト州内には、複数の犯罪組織の活動が確認されており、当局が対策をおこなっています。
(4)コモンフォート市での軍と犯罪組織との衝突事件は、グアナファト州内の犯罪組織による犯行ですが、コモンフォート市周辺には大きな犯罪組織はなく、平穏な地域であるため、再発の可能性は低いとみています。
3.誘拐事件について
誘拐事件のほとんどは金銭目的ですが、その経緯は様々で、犯罪組織によるものは少なく、個人的、あるいは数人で誘拐を実行したケースが多くなっています。また、被害者は必ずしも裕福な人物ばかりではなく、偶然、不幸にして被害に遭うことがありますが、グアナファト州で本年発生した誘拐事件は数件のみであり、その全てが解決済みです。
在レオン日本国総領事館からの注意喚起事項
各種犯罪に巻き込まれないために、以下の基本的対策を日頃から心がけて下さい。
【安全のための三原則】
~自分の身は自分で守る・予防こそがが最善の危機管理~
・目立たない
→犯罪者は標的を選ぶ際、目立つ人物に目をつける傾向がある。
・行動を予知されない
→行動のパターン化は、犯罪者の襲撃計画を立てやすくする。
・用心を怠らない
→初心を忘れず、定期的に気持ちを引き締める機会を持つこと。また、自分だけは大丈夫とは決して思わないこと。
【外出時の注意】
・見知らぬ人に話しかけられた際は十分注意する。
・高価な服装、目立つ格好をしない 。
・華美な宝石類、高価な腕時計を身につけない(パーティー等、必要時は会場到着後に着用する)。
・車の進行方向と反対方向へ歩き、鞄は車道と反対側に持つ 。
・2名以上で行動するよう心がける 。
・ぼんやりと歩いたり、携帯電話を操作しながら歩かない。
・不用意に近づいてくる人の両手、目線を警戒する 。
・事故・騒ぎの起きている場所、デモ・抗議活動には絶対に近づかない。
・銀行・ATMでの現金引き出しには細心の注意を払う。安全な地区の警備員等の常駐する店舗で行い、ガラス張りで屋外から見られる場所は避ける。複数で行くよう心掛ける。
・個人情報(住所等)を財布に入れて持ち歩かない。
・人前や屋外で鞄や財布の開け閉めをしない。屋外で現金を取り出さない。
・治安の悪い場所に近づかない。
・衣服や身体を汚され、それに気を取られている内に持ち物を窃取される手口があることから気をつける。服が汚れていると言われても相手にしない 。
・多額の現金や必要以上のクレジットカードを持ち歩かない。カード類が盗難にあった場合の、利用停止措置を直ちに取るため、予めカード会社等の連絡先を携帯電話等に記録しておく。
4.連絡先
在レオン日本国総領事館
Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato
Tel: +52(477)343-4800
Fax: +52(477)764-0603(領事班)
Email: ryojibu@lo.mofa.go.jp
★外務省海外安全ホームページでは,海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので,皆様の海外安全対策にお役立てください。
<海外安全虎の巻>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2016.pdf
<海外赴任者のための安全対策小読本>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/overseas2013.pdf
<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/kyohaku2013.pdf
★万が一,犯罪被害に遭われた際は,在メキシコ日本国大使館もしくは在レオン日本国総領事館までご連絡ください。
★転居・帰国・家族構成の変更等により在留届の記載事項に変更があった場合は、インターネット(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/)で変更の手続きをしていただくか、変更届けをFAX、郵送又はスキャンデータのメール送信にて当館まで提出していただくようお願いします。
★日本人の安全に関わる情報等広く周知すべき情報は,在留届に登録されたメールアドレスに送信されます。
以下の通り、在レオン日本国総領事館からの注意喚起が出ていますので、在メキシコ日本国大使館管内において在留届及びたびレジに登録されている皆様にも配信いたします。
在留邦人及びたびレジ登録者の皆様へ
在レオン日本国総領事館
グアナファト州における治安情勢が悪化しているため、グアナファト州検察庁より得た情報を元に以下の通り注意喚起を行います。なお、在留邦人向けの治安セミナーの実施につき検察庁に申し入れ中ですので、決まりましたら追ってご案内いたします。
グアナファト州検察庁からの情報提供内容
1 近年増加傾向にある犯罪被害及び手口
(1)電話を使った恐喝が増加傾向にあり、主な手口は以下のものです。
・口座を指定し、現金を振り込ませる。
・プリペイド携帯の電話番号を指定し、現金をチャージさせる。
特に、タマウリパス州からの電話が多くなっており、不特定多数に電話をかけ、犯行に及んでいる模様です。このような不審な電話を受けた場合、相手にせず、直ちに電話を切ることが最も有効な対策となります。
(2)石油パイプラインからのガソリン窃盗
サラマンカ市の郊外にある石油製油所から出る石油のパイプラインは、グアナファト州内の犯罪の温床となっています。犯行が見つかりにくく、犯罪者の収入源であるため、被害が後を絶ちません。メキシコ国内でもグアナファト州での発生率が最も高くなっており、犯行は、犯罪組織による場合もあれば、単独犯の場合もあります。
2.隣接する州からの犯罪者の侵入
(1)グアナファト州南部のアバソロ市やペンハモ市の商店街での爆弾事件や殺人事件には、ミチョアカン州から州境をまたいで出入りする犯罪組織が関わっている可能性があります。このことから、犯罪組織の活動がみられるミチョアカン州やハリスコ州との州境にあたる市町村においては、特に注意が必要です。
(2)州内における殺人事件は、対立する組織間や、個人的な怨恨による殺人が多いと見られています。
(3)グアナファト州内には、複数の犯罪組織の活動が確認されており、当局が対策をおこなっています。
(4)コモンフォート市での軍と犯罪組織との衝突事件は、グアナファト州内の犯罪組織による犯行ですが、コモンフォート市周辺には大きな犯罪組織はなく、平穏な地域であるため、再発の可能性は低いとみています。
3.誘拐事件について
誘拐事件のほとんどは金銭目的ですが、その経緯は様々で、犯罪組織によるものは少なく、個人的、あるいは数人で誘拐を実行したケースが多くなっています。また、被害者は必ずしも裕福な人物ばかりではなく、偶然、不幸にして被害に遭うことがありますが、グアナファト州で本年発生した誘拐事件は数件のみであり、その全てが解決済みです。
在レオン日本国総領事館からの注意喚起事項
各種犯罪に巻き込まれないために、以下の基本的対策を日頃から心がけて下さい。
【安全のための三原則】
~自分の身は自分で守る・予防こそがが最善の危機管理~
・目立たない
→犯罪者は標的を選ぶ際、目立つ人物に目をつける傾向がある。
・行動を予知されない
→行動のパターン化は、犯罪者の襲撃計画を立てやすくする。
・用心を怠らない
→初心を忘れず、定期的に気持ちを引き締める機会を持つこと。また、自分だけは大丈夫とは決して思わないこと。
【外出時の注意】
・見知らぬ人に話しかけられた際は十分注意する。
・高価な服装、目立つ格好をしない 。
・華美な宝石類、高価な腕時計を身につけない(パーティー等、必要時は会場到着後に着用する)。
・車の進行方向と反対方向へ歩き、鞄は車道と反対側に持つ 。
・2名以上で行動するよう心がける 。
・ぼんやりと歩いたり、携帯電話を操作しながら歩かない。
・不用意に近づいてくる人の両手、目線を警戒する 。
・事故・騒ぎの起きている場所、デモ・抗議活動には絶対に近づかない。
・銀行・ATMでの現金引き出しには細心の注意を払う。安全な地区の警備員等の常駐する店舗で行い、ガラス張りで屋外から見られる場所は避ける。複数で行くよう心掛ける。
・個人情報(住所等)を財布に入れて持ち歩かない。
・人前や屋外で鞄や財布の開け閉めをしない。屋外で現金を取り出さない。
・治安の悪い場所に近づかない。
・衣服や身体を汚され、それに気を取られている内に持ち物を窃取される手口があることから気をつける。服が汚れていると言われても相手にしない 。
・多額の現金や必要以上のクレジットカードを持ち歩かない。カード類が盗難にあった場合の、利用停止措置を直ちに取るため、予めカード会社等の連絡先を携帯電話等に記録しておく。
4.連絡先
在レオン日本国総領事館
Blvd. Adolfo Lopez Mateos No.1717 Piso 9, Col. Los Gavilanes, Leon, Guanajuato
Tel: +52(477)343-4800
Fax: +52(477)764-0603(領事班)
Email: ryojibu@lo.mofa.go.jp
★外務省海外安全ホームページでは,海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので,皆様の海外安全対策にお役立てください。
<海外安全虎の巻>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2016.pdf
<海外赴任者のための安全対策小読本>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/overseas2013.pdf
<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/kyohaku2013.pdf
★万が一,犯罪被害に遭われた際は,在メキシコ日本国大使館もしくは在レオン日本国総領事館までご連絡ください。
★転居・帰国・家族構成の変更等により在留届の記載事項に変更があった場合は、インターネット(http://www.ezairyu.mofa.go.jp/)で変更の手続きをしていただくか、変更届けをFAX、郵送又はスキャンデータのメール送信にて当館まで提出していただくようお願いします。
★日本人の安全に関わる情報等広く周知すべき情報は,在留届に登録されたメールアドレスに送信されます。