福嶌大使のチアパス州訪問(2022年11月26~27日)

令和4年11月29日

  11月26~27日、福嶌大使は、日本人メキシコ移住125周年記念行事に参加するため、チアパス州を訪問しました。訪問中、福嶌大使は、アカコヤグア市にて同記念行事の一部であるアカコヤグア祭りの開会式に出席し、同州における日系人のこれまでの努力に敬意を表するとともに、引き続き日本文化の普及に努めてほしい旨述べました。また、榎本植民団の1人が創立したタフコ農場や日系移民100周年記念中学校を訪問するとともに、同市の日系団体である江戸村協会の会館にて、ベロニカ・アレリ・コムカイ・マツイ元江戸村協会会長に対する外務大臣表彰伝達式を実施しました。エスクイントラ市では、太田医師の墓地の視察等を行うとともに、同市の日系団体である太田医師クラブの会長と懇談しました。

  加えて、タパチュラ市では、「日本人移住者メキシコ上陸記念碑」に献花を行うとともに、タパチュラ博物館を訪問し、花藤章雄氏作の日系移民に関する壁画等を視察しました。また、日系団体3団体の会長や若手と意見交換を行い、同市における日系人の活動やニーズについて聴取しました。

  最後に、日本政府が支援している、「IOM連携無償」の移民保護施設を視察し、除幕式に参加しました。