令和4年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「メキシコ市ソチミルコ区小児ガン患者療養施設改修計画」に係る贈与契約署名式(2023年1月25日)

令和5年1月25日
 冒頭、福嶌大使から挨拶しました。
 メディアの前で、被供与団体からプロジェクトの説明を行いました。


 1月25日、福嶌大使、及び被供与団体カサ・デラ・アミスタ財団のレオナルド・アラナ事務局長は、草の根・人間の安全保障無償資金協力「メキシコ市ソチミルコ区小児ガン患者療養施設改修計画」に係る贈与契約の署名を行いました。
 
 本計画は、カサ・デラ・アミスタ財団が運営する小児ガン患者の療養施設「カサ・デラ・アミスタ」において、老朽化している病室47室の改修工事を実施することで、小児ガン患者が滞在するにふさわしい衛生的な治療環境の整備を図るものです。

 カサ・デラ・アミスタ財団は、約30年前にメキシコシティにおいて、複数の設立者により立ち上げられました。設立者の中には日系人のレネ・タナカ氏及びヨオコ・タナカ氏ご夫妻もいます。同財団の中心的役割を果たしてきたこれまでの功績を認められ、現在はご夫妻ともに同財団の名誉理事となっています。
当館では、本件計画を実施することを通じ、日系人の方々と連携して社会的弱者への支援に取り組んでまいります。
 タナカ名誉理事の立ち会いの下、贈与契約の署名を取り交わしました。