令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「ユカタン州プウク地区雨水貯水施設整備計画」に係る贈与契約署名式 (2023年9月28日).

令和5年9月28日

    9月28日、福嶌大使、及び被供与団体(再生可能資源国際研究所)のマカレナ・イボン・エグリ・トレド代表は、草の根・人間の安全保障無償資金協力「ユカタン州プウク地区雨水貯水施設整備計画」に係る贈与契約の署名を行いました。

 本計画により、ユカタン州の過疎集落で、近年干ばつ被害の深刻なプウク地区にあるツカカブ市サクベカン村及びノウベク村において、雨水の収集・貯水機材を各村に10基ずつ合計20基整備します。この機材で雨季に雨水を収集し、乾季に必要な農業用水を貯えることができるようになります。

 本件計画によって、農畜産業に従事する地域住民が乾季にも農業用水を確保でき、地域住民の安定的な収入の確保に貢献することが期待されます。
冒頭、福嶌大使から挨拶しました。
メディアの前で、被供与団体からプロジェクトの説明を行いました。
式典にはサイダ・メリナ・ロドリゲス・ゴメス・ユカタン州持続可能な開発担当局長も出席し、同局長立ち合いの下、贈与契約の署名を取り交わしました。