メキシコ国立自治大学(UNAM)における畠山直哉氏(写真家)の講演
平成27年11月26日


11月25日,メキシコ国立自治大学(UNAM)美学研究所において,文化交流使としてメキシコに派遣されている畠山直哉氏(写真家)の講演が行われました。写真家である畠山氏は,本年11月3日,芸術分野における優れた業績が認められ,紫綬褒章を受章されております。畠山氏は,東日本大震災の際,津波で大きな被害を被った岩手県陸前高田市出身で,大震災がいかに写真家としての見方を変えたかについて語ってくださいました。講演には,UNAMで教鞭を執るフォト・ジャーナリストのアルマンド・クリステロ・パティーニョ氏(パネリスト)と太田代 身生書記官(通訳)も参加しました。日本とメキシコの写真家による対話は大変興味深く,相互理解が深まるものでした。
