近畿大学空手道部の大使館訪問 (2016年3月1日)
平成28年3月1日


3月1日,日本の大学の中でも強豪として知られている近畿大学空手道部員約30名が,エルナンデス・メキシコ空手道連盟会長,ロブレス・サン・マルティン・デ・ラス・ピラミデス市長をはじめとするメキシコ州関係者,日本とメキシコの空手道師範らとともに,大使館を訪問しました。山田大使は,近畿大学空手道部のメキシコ訪問を歓迎し,400年以上にわたる日本とメキシコの友好の歴史を説明しつつ,空手道の稽古を通じて,相互理解がさらに深まることを期待している,と述べました。エルナンデス・メキシコ空手道連盟会長は,空手道は第32回オリンピック競技大会(2020/東京)の種目に選出される可能性が高いが,同時に武道としての発展を見据えていく必要があると述べました。メキシコの空手道は1959年に組織化が始まり,以来,日本人及びメキシコ人の空手家たちの尽力で普及してきました。
木島近畿大学空手道部監督は,20数年前に世界学生空手道大会のためメキシコを訪れたことがあり,今回,このような形で3度目の訪問を実現したことを嬉しく思う,メキシコと日本の友情を空手道を通じて強めていきたいと述べました。近畿大学空手道部員はサン・マルティン・デ・ラス・ピラミデス市等において,空手道デモンストレーションを行う予定です。

