注意喚起(タバスコ州での強盗事件の発生)
メキシコ滞在中の皆様へ
注意喚起(タバスコ州での強盗事件の発生)
1 1月24日,タバスコ市において,以下の通り邦人旅行者(男性)に対する強盗事件が発生しました。
(1)事件の概要
発生日時:1月24日午後3時30分頃
犯行手口:2名組の犯人による
発生場所:国道180号線沿いの路上
被 害 品:iPod及びカメラ各1個
概 要:被害者が,自転車にてメキシコ国内を旅行中,国道180号線沿いを走行し,西側(ベラクルス州)からタバスコ州に入ったところで,親子とみられる男性2名にマチェテ(蛮刀)を押しつけられ,所持していたiPod及びカメラを強奪されたもの。怪我等なし。
(2)注意点
本件の特徴として,白昼堂々,主要幹線道路沿いで行われた犯行であり,自転車で走行していた被害者を襲ったことから,犯人らは同様の手口による犯行に慣れており,事前に被害者に狙いを定め,待ち伏せをした上で犯行に及んだ可能性があります。
このように,当地では昼夜を問わず金銭目的の強盗事件が多数発生しており,十分に注意をしていても,不幸にして強盗等の被害に遭遇することがあります。しかしながら,無抵抗で金品を差し出した場合に,更に生命・身体に危害を加えられる危険性は高くはありません。この点にも留意して,強盗等に遭遇した場合には,以下の点を心がけてください。
・ 抵抗しない(大声を上げて助けを求めることでも,犯人から抵抗したと見なされ,危害を加えられる可能性があります)。
・ 動作はゆっくりと,犯人の顔を見つめない(犯人を刺激しない)。
・ 日頃から,強盗遭遇時の捨て財布を準備しておく。
・ 犯人によって生命・身体に危害を加えられる危険を察知した場合は,できるだけ周囲に多数の人がいる場所での脱出の機会を探る。
2 当地における基本的な安全対策や留意事項については,在メキシコ大使館ホームページや海外安全ホームページに掲載していますので御参照下さい。
「安全の手引き」
https://www.mx.emb-japan.go.jp/2015.pdf
「安全対策基礎データ」
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=264
(問い合わせ先)
在メキシコ日本国大使館
Fax:+52(55)5207-7030
★外務省海外安全ホームページでは,海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので,皆様の海外安全対策にお役立てください。
<海外安全虎の巻>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2015.pdf
<海外赴任者のための安全対策小読本>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/overseas2013.pdf
<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/kyohaku2013.pdf
★万が一,犯罪被害に遭われた際は,当館領事班までご連絡ください。
★在留届はインターネット上で提出することができます。転居等により連絡先が変更になった,あるいは帰国する場合にもインターネット上で手続きできます。
在留届電子届出システム http://www.ezairyu.mofa.go.jp/
★日本人の安全に関わる情報等広く周知すべき情報は,在留届に登録されたメールアドレスに送信されます。その他の情報に関する大使館からのお知らせメールの受信登録,削除及びメールアドレスの変更は,次のURLからお願いします。