伊東豊雄氏の国際バロック美術館(プエブラ)訪問
平成28年5月26日


5月25日,プエブラ市に開館した国際バロック美術館 (Museo Internacional del Barroco)において,同美術館を設計した建築家である伊東豊雄氏を招いた記念式典が開催され,モレノ・バジェ・プエブラ州知事,バンク・プエブラ市長,和久井日墨協会会長,小野日墨協会プエブラ支部長らとともに,山田大使が出席しました。山田大使は,同美術館が新たにメキシコ,プエブラと日本の友好のシンボルとなることを願っていますと述べました。式典では,日墨協会が寄贈した三本の桜の苗木が植樹されました。伊東氏の講演会では,国際バロック美術館のデザイン・コンセプトである人間と自然の共生について語られ,会場に集まった日本とメキシコの建築家関係者らが熱心に耳を傾けていました。
現在,常設のバロック展のほか,日本とメキシコとの歴史的文化的関係の端緒となった南蛮貿易などについての特別展示が開催されております。

