太田代書記官のティフアナ・エンセナダ出張(2016年7月6~8日)

平成28年7月12日
         
7月6~8日,太田代書記官(広報文化担当)は,ティフアナ市とエンセナダ市に出張しました。6日,ティフアナに在住するルイス・アウグスト・ルテロ名誉領事と会合を行い,最近のバハ・カリフォルニア州における日本企業の活動等につき話を伺いました。7日,福岡県出身の日系三世であるヒルベルト・ヒラタ・チコ・エンセナダ市長と今後の学術・文化交流の強化等について意見交換しました。その後,エンセナダ科学研究所(CICESE)を訪問,水産養殖プロジェクトを視察しました。CICESEはJICAとの協力や,日系人で国費留学生研究者やJICA研修OBが活躍しておられ,日本との関係が深い機関です。
          8日朝,日墨協会エンセナダ支部及びメヒカリ支部の方々と会合を行い,今後,若い日系人たちの活動を支援していくための方策などについて意見交換を行いました。エンセナダには,1910年代から,漁業移民が日本から到着して以来の歴史があり,今でも,エンセナダで採れる海産物の多くが日本に輸出されております。日本とメキシコは海に囲まれ,海の恵みを受けてきた国であり,今回の訪問で,海洋分野での協力の重要性について確認しました。