山田大使のイダルゴ州訪問(2月3日)
平成29年2月7日


2月3日(金),山田大使はイダルゴ州知事の招待に応じ同州を訪問しました。
現地では,同州パチューカ市近郊の科学技術開発地区(Parque Científico y Tecnológico)にある科学技術イノベーション評議会(Consejo de Ciencia, Tecnología e Innovación(CITNOVA))を訪問し,ホセ・ロモ・イダルゴ州経済開発長官,マリア・エギルス同州労働社会保障長官をはじめとする関係者より,同州の投資誘致政策,日本への輸出可能性,及び科学技術イノベーション政策について説明を受けました。
また,“知識・文化都市”(Ciudad del Conocimiento y la Cultura)を訪問しました。同“都市”は,パチューカ市近郊の広大な敷地に各種研究施設,大学,会議場,企業等を誘致する学研都市構想であり,現在同都市の中核施設及び道路等が完成しています。オスカル・スーチル “知識・文化都市”理事会調整責任者から,同都市の開発目的・計画につき説明を受けると共に,開発中の同都市を視察しました。
パチューカ市内では,歴史地区を視察した後,州政府庁舎にてオマル・ファジャド・イダルゴ州知事と会談を行いました。会談では,同州の経済・投資政策について州知事から説明があると共に,日本と同州の関係強化につき意見交換を行いました。また,その後,モンテレイ工科大学パチューカ・キャンパスにおいて,日墨関係について講演を行い,同大学を含めた近隣の6大学から約300人の学生及び教員が出席しました。
今回の訪問では,投資誘致に積極的に取り組むイダルゴ州の熱意を感じると共に,日本と同州の関係強化に関して,現地の政府関係者と集中的に意見交換を行うことができました。



