江藤浩之・京都大学iPS細胞研究所教授のメキシコにおける講演

平成29年9月6日

京都大学iPS細胞研究所の副所長を務める江藤浩之教授が今般,メキシコ科学アカデミーの招きによりメキシコを訪問しました。
 
江藤教授は8月31日に国立工科大学(IPN)でiPS細胞を用いた治療戦略と医療の発展について講演を行い(日本が招待国となっている2017年IPN国際図書展の行事の一環),9月1日には国立学院(El Colegio Nacional)で開催された日本メキシコ科学イノベーション技術シンポジウムに出席し,iPS細胞技術を用いた献血に依存しない輸血システムの構築を中心に基調講演を行いました。同シンポジウムではその後,メキシコの国立医療機関に所属する科学研究者等との間で,日本とメキシコの科学・学術交流の可能性他につき議論が行われました(いずれの講演会も,メキシコ科学アカデミー主催,当館他が共催)。