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在メキシコ日本国大使館
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プエブラにおける日墨交流400周年記念事業開会式典
3月19日、日墨交流400周年の当館主催事業の地方における第一弾として、プ エブラ州プエブラ市に於いて、プエブラ州及びプエブラ日系人協会との共催で、マ リン州知事及び伊藤信太郎外務副大臣の出席を得て、「プエブラにおける日墨交流 400周年記念事業開会式典」が開催されました。以下、その報告になります。
1.「プエブラにおける日墨交流400周年記念事業」の概要
プエブラ州における日墨交流400周年事業では、当館で作成した日墨間の 400年の交流を説明した写真パネルに加え、日本人形、食材サンプル及び日本の 文化を紹介する写真パネルの展示を行ったほか、プエブラ日系人協会が生け花、盆
栽、折り紙及び書道作品の展示を行いました。また、武道関係者が、空手、柔 道、剣道及び古武道といった日本の武道紹介の実演並びにパネル及び武具の紹介を 行ったのに加え、琴の演奏も行われました。なお、今次、記念式典は、19日から 25日まで1週間に亘りプエブラ市のサン・ペドロ美術館で行われる前述の展示の 開会式を兼ねており、22日には、同市の中心にある憲法広場で4時間に亘り、約 600名の観客を得て、日本舞踊及び沖縄太鼓の演舞、空手、剣道及び柔道の実演 が行われました。
2.開会式典
(1)概要
モンティエル・プエブラ州政府文化長官の開会及び歓迎の挨拶に引き続き、伊藤 副大臣がスピーチを行い、引き続き、本使とプエブラ州のサポティトゥラン・サ リーナス市のベニート・フアレス州立小学校長との間で、小学校の教室建設のため
の資金供与となる草の根・人間の安全保障無償の契約書に署名を行い、マリン州知 事及び伊藤副大臣が立会人として署名を行いました。最後に、マリン州知事がス ピーチを行うと共に開会宣言を行ったのに引き続いてマリン州知事、伊藤副大
臣、本使、アルカラ・プエブラ市長、モンティエル・プエブラ州政府文化長官 が、鏡開き及びテープカットを行い、琴の演奏がなされる中、展示の視察を行いま した。
(2)出席者
本行事には、冒頭述べたように、マリン州知事、伊藤副大臣、本使、小野プエブ
ラ日系人協会会長の他、州政府、プエブラ市政府、連邦政府プエブラ州代表、日系
人、在留邦人を中心に300名以上が参加しました。
3.その他
(1)マリン州知事との会談及び州政府長官との昼食会 伊藤副大臣はマリン州知事等との昼食会に出席し、400周年記念式典に出席でき 且つ日本の草の根・人間の安全保障無償の立会人として署名できることを嬉しく思 う旨発言しました。これに対し、マリン知事より、歓迎の意と無償供与への謝意を 述べると共に、プエブラ市の歴史、概要及び利点等を説明し、本会談が両国関係の 更なる緊密化に資することを期待する旨発言しました。
(2)アルカラ・プエブラ市長との会談及び名誉市民への認定式典への出席 アルカラ市長より、プエブラ市は宗教都市として栄えた市であるが、現在は宗教の みならず、全ての産業があり、投資及び観光促進にも力を入れており、投資誘致で
重要な治安面でも問題ない旨発言しました。これに対し、伊藤副大臣より、文 化、科学技術交流を共同で進めていく可能性を模索したい旨発言しました。
(3)デルベス・ラス・アメリカス大学学長(前外相)との懇談
経済危機に関する日墨両国の現状及び対策等につき意見交換を行いました。
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