領事部からのお知らせ
1月
 

平成19年1月26日

電話利用による恐喝事件の発生について(注意喚起)

電話を受け取るや、「たった今、貴方の電話から殺人脅迫の内容の電話があった」と始まる新しい手口の恐喝事件の発生増がメキシコ国内で確認されています。

手口は次のとおりです。十分注意してください。

1 犯行手口
(1)見知らぬ人が興奮した、あるいは不愉快そうな口調(スペイン語)で、「貴方の電話から殺人脅迫の電話を受けた。着信記録が残っている。男の声だった」等と主張します。
(2)その口調に押され、「そんな電話はしていない」、「私方は○○だが間違い電 話ではないか」、「その時間に主人はいない」、「その時間なら子供の迎えのため ○○に行っていた」、「今日は一日中家族が留守になる日なので電話をかけられるはずはない」…等と誤解を解くための応対を始めようものなら、犯人は巧みに、貴方と 貴方の家族の個人情報を聞き出していきます。
(3)数日後、再び電話がかかり、そのときに犯人は「お前たちの動きはすべて分 かっている。家族にいやなことが起きてほしくなければ金をよこせ」と脅かしてくる のです。

2 対処方法
このような電話を受けたときは、次の点に留意してください。
(1)名前や住所など貴方や貴方の家族の情報に関することについては絶対に口にし ない。
(2)「そんなことは絶対にない。覚えがないから警察の捜査にまかせよう」と強い口調で言う。覚えがないから、名前など言う必要がないと突っぱねる。
(3)相手の巧みな話術にのらないよう、早めに電話を切る。
(4)しつこい場合などは、「こちらの方からも知り合いの警察に連絡する」と警察に連絡する旨を告げる。
(5)スペイン語は分からないふりをするのも一手。

以 上


 
 
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