2012年12月4日
メキシコ在住の皆様へ
在メキシコ日本国大使館
TEL:(55)5211-0028
FAX:(55)5207-7030
大使館からのお知らせ
年末年始における犯罪被害の予防について
1 路上強盗,引ったくり等被害の防止
クリスマス及びボーナスシーズンは通常より多額の現金を持ち歩く機会が増えますので,買い物等に出かける際には,以下の事項に注意する等路上強盗や引ったくり被害に遭わないよう,十分な注意をお願いします。
・ 道を歩くときは,周囲をよく確認し,常に警戒心を怠らない,不審と思える人物・集団・車両には近づかない
・ 外出時は,必要以外の現金やカードを持ち歩かない
・ 鞄は,常に歩道の内側にして,しっかりと持つ
・ 派手な物品を持ち歩き人々の関心を引かない
・ 買い物は家族同伴で行くなど,複数人で行動する
・ 素早く動きやすい服装や履き物を着用する
・ 人気のない若しくは交通量の少ない通りは歩かない
・ 家族と出かけるときは,子どもから目を離さない
2 留守宅の安全対策
年末年始はポルテロ(門番)や警備員も休暇を取得するため,警戒が薄くなりがちです。同時期に一時帰国等ご旅行の計画をされている方で長期間自宅を不在にされる方は,複数の確実な施錠を施し,自家用車についても施錠はもちろんのこと,ハンドルロック等補助的な盗難防止装置を活用する,車内に物を放置しないなど,さらなる盗難防止対策をお願いします。
3 旅券等の有効期間の再確認
本年の当館領事窓口業務は12月28日(金)までです。次の開館日は来年1月4日(月)となりますので、旅券の有効期間をご確認いただき、有効期間内の早めの更新をお願いします。来年の当館休館日は,別途お知らせしたとおりですが,当館ホームページにも掲載されていますのでご確認ください。
なお,メキシコの滞在資格であるFMNI(旧FM3)及びFMI(旧FM2)の有効期間の確認も併せてお願いします。
旅券の紛失・盗難も増加しております。紛失・盗難旅券は,偽変造が施されて,外国人による不法な出入国に利用されたり,旅券名義人の知らないところで犯罪に利用されることがあります。例として,名義人の名前で消費者金融からの借金や,携帯電話の購入契約が行われていたという被害も実際に起きています。また,名義人の名前で銀行口座が開設され,犯罪によって得られた金銭の受け皿に使われる可能性もあります。
また,旅券最終ページの「所持人記入欄」以外には何も書かないで下さい。それ以外のページは旅券事務所や各国が使用するものであり,各国が出入国証印や査証(ビザ)の貼付に使用するページに書き込みをしていたために,飛行機への搭乗拒否,また入国の拒否をされた例が実際にあります。最近多く見受けられる事例として,アメリカに渡航する際のESTAの申請番号を旅券にメモしている方がいらっしゃいますが,別の用紙に記録するようお願いします。
旅券は,日本国政府が発行する国際的身分証明書です。紛失・盗難等にあわないよう,管理・使用には十分注意してください。
★ 当館では,Eメール配信サービスを行っております。安全・災害などに関する緊急情報の他,領事関連情報を随時皆様にお届けします。ご希望の方は ryojibu@me.mofa.go.jp まで,Eメール配信を希望する旨をご連絡下さい。★
以上