熱帯性暴風雨「エリック」接近に伴う注意について

 

2013年7月5日

メキシコ在住の皆様へ

在メキシコ日本国大使館
TEL:(55)5211-0028
FAX:(55)5207-7030

 


大使館からのお知らせ


熱帯性暴風雨「エリック」接近に伴う注意について

 

 

太平洋上で発生した熱帯性暴風雨「エリック」は,本日(5日)午前7時現在,ゲレロ州シワタネホ市南の海上約235キロを西北西に向け約20キロ/時で進行中です。最大風速約23.6メートル/秒,中心気圧1001hPaとなっていますが,さらに勢力を強める可能性があります。


現在,ミチョアカン州ラサロ・カルデナス市からコリマ州マンサニージョ市まで暴風雨警報,及び,ゲレロ州アカプルコ市からミチョアカン州ラサロ・カルデナス市まで暴風雨注意報が発出されています。


「エリック」は今後勢力を強めると予報されていますので,その進路にあたる州や,その周辺に居住,滞在されている方は,その動向に注意を払い,その接近・通過時には十分な注意をお願いします。


なお,ハリケーンに対する次の注意事項をご参考ください。


【ハリケーンへの備え】


1.ハリケーン到着前
・テレビ,ラジオ,インターネット(米国ナショナル・ハリケーン・センターhttp://www.nhc.noaa.gov/index.shtml)などで正確なハリケーンの情報を把握する。
・屋外のゴミ箱など風で飛ばされそうな物を家の中に入れる。庭木などは支柱で補強しておく。
・窓に飛散防止のためガムテープ等を貼るほか,弱い部分はベニヤ板などで補強する。カーテンやブラインドはおろしておく。
・バスタブ,大型容器などに水道水を貯めておく(通過後,一定期間,水道水が使えない可能性に備える)。
・浸水に弱い家電,衣類,家具などを高い場所に移動させる。
・避難ルート,最寄りの避難シェルターを確認しておく。
・貴重品,重要書類等は安全で水に濡れず,直ぐに取り出せる場所に保管する。
・準備すべきもの
旅券等身分証明書,携帯電話,飲料水,懐中電灯,電池,ろうそく,マッチ,携帯ラジオ(作動するか確認),現金,菓子類,レトルト等非常用食料,カセットコンロ,救急箱,トイレットペーパー,ペーパータオル,ゴミ袋(大きめのもの),電話帳(緊急時の連絡先等記載のもの),毛布,タオル類,下着,着替え等

 

2.通過中および通過後
・ラジオ等によりハリケーン情報の入手に努める。
・通過が確認されるまで外に出ない(一時的に雨が止んでもハリケーンの目の中にいる可能性もある)。
・窓やドアからなるべく離れる。
・通過後まもない時期は,不要不急の外出は控える(電線の切断による感電,道路脇の水路への転落などの可能性もある)。
・通過後は断線した電線が家屋に触れていないか等を点検する。
・水害に遭った場合は,衛生に注意する。

 

★当館ではEメール配信サービスを行っております。安全・災害などに関する緊急情報の他,領事関連情報を随時皆様にお届けします。ご希望の方は ryojibu@me.mofa.go.jp まで,Eメール配信を希望する旨をご連絡ください。★

 

以上

 

 

 
 
 
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