2013年7月4日
メキシコ在住の皆様へ
在メキシコ日本国大使館
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FAX:(55)5207-7030
大使館からのお知らせ
注意喚起(車上狙い被害の多発及び犯行手口の報道について)
現在メキシコ国内で,車上狙いの被害に遭う邦人が多発しています。最近の犯行手口が6月30日(日)付の新聞で報道されました。概要は以下のとおりですので,被害防止の参考としてください。
概要(一部抜粋):6月30日(日)レフォルマ紙最近,車上狙いをする犯人がリチウム電池に反応する犯行用具(探知器)を使用して,犯罪を敢行している。車内の見えない位置にリチウム電池の使用されたパソコン等の電子機器を隠しても発見される。
手口:路上駐車している車両を対象として,特にショピングセンター近くで犯行を敢行している。
第1:犯人は車両の脇に立ち,犯行用具(探知器)を車両のボディーに近づける。
第2:車内に置かれているリチウム電池が使用されているパソコン等に犯行用具(探知器)が反応すると,車両内のどの場所にあるかさらに調べる。
第3:リチウム電池から放出される周波数によって反応するため,目的物に近づくと周波数が増加する。
第4:目的物の位置を確認すると,窓ガラスを割り犯行に及ぶ。犯行時間は10分とかからない。
犯行用具(探知器):自家製(25センチから30センチくらいの大きさ,リチウムバッテリー使用,リチウム電池の周波数を探知するアンテナ付き)及び販売されているものもある。
グアナファト州では昨年度,邦人が巻きこまれた車上狙い被害が多発(12件)しました。本年は現在まで9件(グアナファト州8件,メキシコ州1件)が報告され,5月に入ってから被害が急増していますので,引き続き以下の点に注意してください。
・トランク内の着替え等(貴重品と思われている可能性がある)でも窃取される被害が発生していることから,車内には出来る限り荷物を残さない。
・コンビニエンスストア等へ短時間の買い物であっても車内に荷物を残さない。
・アラーム等の防犯装置の作動を確認する。
・車両降車時に荷物をトランク内に移しかえている姿を犯人に見られている可能性もあるので,周囲を警戒して不審者がいれば別の場所に駐車する。
以上
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