注意喚起(メキシコ市ポランコ地区の邦人宅に対する空き巣未遂事件)

 

2013年11月15日

メキシコ在住の皆様へ

在メキシコ日本国大使館
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大使館からのお知らせ

注意喚起(メキシコ市ポランコ地区の邦人宅に対する空き巣未遂事件)

 

 

事件概要


1 発生日時 10月28日(月)午後2時ころから同日午後4時ころまでの間

 

2 発生場所 メキシコ市ポランコ地区西部所在のアパート中層階

 

3 被害者 在留邦人家族

 

4 被疑者 防犯カメラに映された不審な3人組

 

5 被害状況
邦人男性の家族が外出中,犯人は合鍵を使用してエレベーター内にある居住者専用鍵を解錠して邦人居住階で停止し,さらに玄関ドアの鍵を解錠して侵入しようとしたものの,玄関ドアに設置の防犯アラームが発報したため,何も盗らずに逃走した。現場のアパート1階には警備員が常駐していたが,犯行時車庫へ行っている様子がアパート設置の防犯カメラに撮影されていた。また,同時刻には不審な3人組も撮影されていた。邦人家族は以前雇用していた使用人に自宅の鍵を渡していたため,犯人の手に合鍵が渡った可能性あり。

 

6 注意喚起
メキシコ市ポランコ地区では,本年に入ってから2月,9月にも邦人宅への空き巣被害が発生しています。同地区では毎年のように数件の邦人宅被害が発生していますので以下の点を参考にして十分注意してください。
・ 24時間警備員が常駐しているにも係わらず被害が発生。
・ 玄関ドアの鍵は3個以上が望ましく,更に広角の覗き窓やドア・チェーンを付ける。(泥棒は犯行時間がかかることを嫌がるため,各種防犯対策をして犯行を断念させる)
・ 民間警備会社の防犯アラームの設置を検討する。
・ 木製ドアであれば施錠部付近に鉄製のドア枠を設置するなどして強化し,バール等を差し込まれて破壊されないようにする。
・ 鍵はコピーしづらいものにする。
・ 使用人や警備員が犯罪グループと関わっていることもあるので旅行先や不在期間をむやみに知らせない。

 

7 その他:新聞報道抜粋
(1) 11月5日付けレフォルマ紙
11月4日午前11時頃,メキシコ市ポランコ地区所在のアパートから駐メキシコウクライナ大使館領事が外出し,同日午後7時頃帰宅したところ,自宅階のエレベーターがロックされていることに気が付いたため,階段で自宅に戻ると,室内が荒らされ現金,衣類等が窃取されていた。

 

(2) 11月9日付けウニベルサル紙
本年に入ってから,メキシコ市で犯罪行為により80名の外国人が逮捕されたが,その内50名はコロンビア人であった。外国人犯人らは主に空き巣,銀行でお金を下ろした者に対する強盗,カードスキミングを専門としている。
コロンビア人の空き巣手口は,犯行数日前から対象家屋の住人の出入時間や警備員の動静を監視して,住人不在時に警備員を脅して侵入する。また,玄関ドアの鍵を破壊するためのバールやドライバーを所持している。

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