平成22年9月14日
メキシコ在住の皆様へ
在メキシコ日本国大使館
TEL: (55)5211-0028
FAX: (55)5207-7030
フィッシング事案に対する注意喚起
1 メキシコ市所在の日系企業に対し、銀行からの送信を装った不審な電子メールが送られてきています。電子メールの内容は、「セキュリティ対策のため、あなたのカードが使えなくなります。24時間以内に、指示する方法で手続きをしてください。手続きをすれば、引き続きカードは使用できます。この作業は2~3分で終了します。」といったもので,ある特定のURLにアクセスさせようとするものです。
同企業は,直接銀行に問い合わせをしたところ、同メールはいわゆるフィッシング詐欺で、暗証番号を取得しようとしているものであることが判明し、幸い事前に被害を食い止めることができました。
2 不自然な形で個人の金融情報(クレジットカード番号、ID、パスワード等)を聞き出そうとするメールに対しては、メールの送信元とされる企業の実際のホームページや窓口に問い合わせて確認するなどご注意下さい。
また、日頃から、金融情報など個人情報を入力するページでは、ブラウザにSSL通信を示す「鍵のマーク」がロックされた状態で表示されているか確認することと、「鍵のマーク」をクリックしてホームページが正規の企業のものか確認することを習慣づけるよう心がけて下さい。
※ 「フィッシング(Phishing)」とは
「フィッシング(Phishing)」とは、銀行等の企業からのメールを装い、メールの受信者に偽のホームページにアクセスするよう仕向け、そのページにおいて個人の金融情報(クレジットカード番号、ID、パスワード等)を入力させるなどして個人の金融情報を不正に入手するような行為であり、その情報を元に金銭をだまし取られる被害が欧米を中心に広まっています。
以上
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