2014年10月31日
メキシコ在住の皆様へ
在メキシコ日本国大使館
TEL:(55)5211-0028 FAX:(55)5207-7030
大使館からのお知らせ
注意情報(グアナファト州及び周辺州における車上狙い被害の多発について)
本年1月1日から10月14日までに大使館に報告されたグアナファト州の邦人被害件数は36件(前年同期比+3件)でしたが,そのうち29件(81%)が窃盗(車上狙い)の被害でした。10月に入ってからも,2件の被害が発生しています。また,周辺州であるケレタロ州(5件),アグアスカリエンテス州(2件),サンルイスポトシ州(1件)でも車上狙いの被害が発生しています。
車上狙いは,各自が十分な対策を講じることで被害防止が図られますので,下記の手口を参考に,必要な防犯対策を励行願います。また,駐在されている方のみならず,出張者にも注意喚起をお願いします。
・車上狙い被害の最大の防止策は車内に荷物を残さない。(トランク内に荷物を隠しても被害が発生している。)また,車両を離れる場合は,例えそれがごく短時間でも施錠する。
・被害品の多くは,ノートパソコン。
・トランクに入れていた子供用の教科書や弁当箱のみだけ窃取される被害も発生している。
・被害は時刻に関係なく,ショッピングセンター,レストラン,コンビニエンスストア等,多数の人がいる駐車場で頻繁に発生している。
・駐車場に洗車や車両を誘導する者がいても車上狙いの被害が発生している。(犯人の仲間又は見て見ぬ振りをしている可能性あり。)
・コンビニエンスストア等に立ち寄るための短時間駐車でも被害が発生。
(犯人は被害者の行動を観察し,犯行を数分で敢行する。)
・車両を駐車した後にトランクへ荷物を移動するのを犯人に見られている場合もある。
・車両の窓ガラスを割る手口以外に,車両ドアの鍵穴をこじ開ける手口が増加している。(その場では被害に遭ったことを気が付かず,自宅等に戻ってから気が付く。また,アラームをセットしていても鳴らなかった場合もある模様。)
・報道等によればリチウム電池に反応する工具(探知器)を使用して,犯行を敢行している場合もある。(車内の見えない位置にリチウム電池の使用されたパソコン等の電子機器を隠しても発見されてしまう。)
・犯人の中にはオートバイを利用して,ショッピングセンター駐車場等を片っ端に物色している。
・犯人は数名のグループで車両を利用して犯行に及んでいる場合が多い。(見張りを付けるとともに,被害車両の横に車両を横付けし,犯行を敢行しているのを隠す。)
★当館ではEメール配信サービスを行っております。安全・災害などに関する緊急情報の他,領事関連情報を随時皆様にお届けします。ご希望の方は ryojibu@me.mofa.go.jp まで,Eメール配信を希望する旨をご連絡ください。
以上
|