年末年始における犯罪被害の予防について

 

2014年12月16日

メキシコ在住の皆様へ

在メキシコ日本国大使館
TEL:(55)5211-0028
FAX:(55)5207-7030

 

 

 

大使館からのお知らせ
年末年始における犯罪被害の予防について

 

 

1 路上強盗,ひったくり等被害の防止


クリスマス及びボーナスシーズンは,通常より多額の現金を持ち歩く機会が増えますので,買い物等に出かける際には,以下の事項に注意する等,被害に遭わないよう,十分な注意をお願いします。

 

・道を歩くときは,周囲をよく確認し,常に警戒心を怠らない,不審と思える人物・集団・車両には近づかない
・外出時は,必要以上の現金やカードを持ち歩かない
・鞄は,車道と反対側に持ち,車両の進行方向と逆の方向へ歩く
・派手な宝飾品を身につける等,目立つ格好をしない
・買い物は家族同伴で行くなど,複数人で行動する
・人気のない又は交通量の少ない通りは歩かない
・家族と出かけるときは,子どもから目を離さない

 

2 留守宅の安全対策


年末年始に長期間自宅を不在にされる方は,複数の確実な施錠をするとともに,警備員や使用人に対し行き先や帰宅日時等を知らせないよう心がけてください。また,自宅を不在としていることを第3者に悟られぬよう,電話の呼出し音を下げる,プログラムタイマーを使用し照明やTVを自動的に点灯させる等の対策を推奨します。

 

3 車上ねらい被害の防止


近年,邦人の車上ねらい被害が特に多発しています。駐車時は,後席足下やトランク内を含め,車内に荷物を残さないよう心がけてください。

 

4 パスポートの有効期間の再確認・管理の徹底


本年の当館領事窓口業務は12月26日(金)までです。次の開館日は来年1月5日(月)となりますので,パスポートの有効期間をご確認いただき,有効期間内の早めの更新をお願いします。来年の当館休館日については,別途お知らせしましたが,当館ホームページ ( http://www.mx.emb-japan.go.jp/rijijohou/ryojioshirase253.html )にも掲載されていますのでご確認ください。


メキシコの滞在資格(Residente Temporal, Residente Temporal Estudiante等)の有効期間の確認も併せてお願いします。


パスポートの紛失・盗難も増加しています。紛失・盗難されたパスポートは,偽変造が施されて外国人による不法な出入国に利用されたり,名義人の知らないところで犯罪に利用されることがあります。例として,名義人の名前で消費者金融からの借金や,携帯電話の購入契約が行われていたという被害も実際に起きています。また,名義人の名前で銀行口座が開設され,犯罪によって得られた金銭の受け皿に使われる可能性もあります。


また,パスポートには,最終ページの「所持人記入欄」を除いて,何も書かないで下さい。「所持人記入欄」以外のページは旅券事務所や各国出入国管理当局が使用するものです。出入国証印や査証(ビザ)の貼付に使用するページに書き込みをしていたために,飛行機への搭乗拒否や外国への入国拒否をされた例が実際にあります。最近多く見受けられる事例として,アメリカに渡航する際のESTAの申請番号をパスポートにメモしている方がいらっしゃいますが,別の用紙に記録するようお願いします。


パスポートは,日本国政府が発行する国際的身分証明書です。紛失・盗難等に遭わないよう,管理・使用には十分注意してください。

 

STOP車上ねらい.PDF

 


★万が一,犯罪被害に遭われた際は,当館領事班までご連絡ください。
★当館ではEメール配信サービスを行っております。安全・災害などに関する緊急情報の他,領事関連情報を随時皆様にお届けします。ご希望の方は ryojibu@me.mofa.go.jp まで,Eメール配信を希望する旨をご連絡ください。

 

 

以上

 

 

 
 
 
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