2015年6月5日
在留邦人等の皆様へ
在メキシコ日本国大使館
TEL: (55)5211-0028
FAX: (55)5207-7030
ハリケーン「ブランカ」の接近に伴う注意喚起
米国立ハリケーン・センターの発表によれば,太平洋上で発生したハリケーン「ブランカ(BLANCA)」は,本5日午後4時(メキシコシティ時間)現在,コリマ州マンサニージョの南西約535キロの海上を北西に向け約15キロ/時で進行中です。最大風速約42メートル/秒,中心気圧976hPaとなっています。
現在,カボ・サン・ルーカスを含むバハ・カリフォルニア半島ラ・パスからサンタ・フェにかけて熱帯性暴風雨注意報が発出されています。
つきましては,「ブランカ(BLANCA)」の進路にあたる州や,その周辺に居住,滞在されている方は,その動向に注意を払い,その接近・通過時には十分な注意をお願いします。
なお,ハリケーンに対する次の注意事項をご参考ください。
【ハリケーンへの備え】
1.ハリケーン到着前
・テレビ,ラジオ,インターネット(米国ナショナル・ハリケーン・センターhttp://www.nhc.noaa.gov/index.shtml)などで正確なハリケーンの情報を把握する。
・屋外のゴミ箱など風で飛ばされそうな物を家の中に入れる。庭木などは支柱で補強しておく。
・窓に飛散防止のためガムテープ等を貼るほか,弱い部分はベニヤ板などで補強する。カーテンやブラインドはおろしておく。
・バスタブ,大型容器などに水道水を貯めておく(通過後,一定期間,水道水が使えない可能性に備える)。
・浸水に弱い家電,衣類,家具などを高い場所に移動させる。
・避難ルート,最寄りの避難シェルターを確認しておく。
・貴重品,重要書類等は安全で水に濡れず,直ぐに取り出せる場所に保管する。
・準備すべきもの
旅券等身分証明書,携帯電話,飲料水,懐中電灯,電池,ろうそく,マッチ,携帯ラジオ(作動するか確認),現金,菓子類,レトルト等非常用食料,カセットコンロ,救急箱,トイレットペーパー,ペーパータオル,ゴミ袋(大きめのもの),電話帳(緊急時の連絡先等記載のもの),毛布,タオル類,下着,着替え等
2.通過中および通過後
・ラジオ等によりハリケーン情報の入手に努める。
・通過が確認されるまで外に出ない(一時的に雨が止んでもハリケーンの目の中にいる可能性もある)。
・窓やドアからなるべく離れる。
・通過後まもない時期は,不要不急の外出は控える(電線の切断による感電,道路脇の水路への転落などの可能性もある)。
・通過後は断線した電線が家屋に触れていないか等を点検する。
・水害に遭った場合は,衛生に注意する。
★外務省海外安全ホームページでは,海外における安全対策としての注意事項をまとめた各種資料を公開していますので、皆様の海外安全対策にお役立てください。
<海外安全虎の巻>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/tora_2015.pdf
<海外赴任者のための安全対策小読本>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/overseas2013.pdf
<海外における脅迫・誘拐対策Q&A>
http://www.anzen.mofa.go.jp/pamph/pdf/kyohaku2013.pdf
★万が一,犯罪被害に遭われた際は,当館領事班までご連絡ください。
★在留届はインターネット上で提出することができます。転居等により連絡先が変更になった,あるいは帰国する場合にもインターネット上で手続きできます。
在留届電子届出システム http://www.ezairyu.mofa.go.jp/
★日本人の安全に関わる情報等広く周知すべき情報は,在留届に登録されたメールアドレスに送信されます。その他の情報に関する大使館メールサービスの受信登録,削除及びメールアドレスの変更は,次のURLからお願いします。
https://www.mailmz.emb-japan.go.jp/mailmz/menu?emb=mx
以上
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