平成23年9月26日
メキシコ在住の皆様へ
在メキシコ日本国大使館
TEL: (55)5211-0028
FAX: (55)5207-7030
渡航情報(スポット情報)の発出について
9月26日付にて,街道強盗等の多発に関する渡航情報(スポット情報)が発出されましたのでお知らせします。
1 メキシコにおいては,近年街道強盗が多発傾向にあり,日系企業関係者が被害に遭った事件(未遂事件含む)だけでも2011年8月以降に3件発生しています。
街道強盗は全国的に多発していますが,特に注意すべき主要幹線道路は,ドゥランゴ州及びサカテカス州の国道45号及びその周辺道(アグアスカリエンテス州アグアスカリエンテス市からサカテカス州サカテカス市さらにドゥランゴ州ドゥランゴ市へと通じる区間),及び,ゲレロ州の国道95号(通称:アウトピスタ・デル・ソル,モレロス州クエルナバカ市からゲレロ州アカプルコ市へと通じる区間)です。車種別では,高級SUV(スポーツ・ユーティリティ・ビークル)の被害が多くなっています。
2 また,北部国境地帯の幹線道路(ヌエボ・レオン州モンテレイ市から米国国境地帯へと放射状に伸びる幹線道路及びタマウリパス州の国境沿いの幹線道路一帯など)においては,強盗事件のほか,麻薬組織間の抗争,麻薬組織による道路封鎖,治安当局と麻薬組織との間の銃撃戦が多数発生し,巻き添え被害も懸念されています。
3 つきましては,メキシコ国内で遠距離を移動する際は,以下の安全対策を講じてください。
○空路がある場合にはなるべく空路を利用し,陸路での移動は極力避ける。
○やむを得ず陸路を移動する場合は,通過予定地の現地関係機関等から最新の情報を入手し,遠回りでも最も安全なルートを選択する。
○有料道路(cuota)と無料道路(libre)が並走している区間は,必ず有料道路を通行する。
○夜間の通行は避ける。
○信頼できるガイドや現地事情に精通した人間を同行させる。
○犯罪組織に狙われやすい高級SUVは使用しない。
○状況により,警護員の配置や危険回避の訓練を受けた運転手の使用のほか,防弾車の利用等必要な安全対策を講じる。
4 メキシコには別途「危険情報」が発出されていますので,同情報にも御留意ください。
渡航情報(危険情報・スポット情報)の詳細については以下をご参照ください。
海外安全ホームページ
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo.asp?id=264#header
以上
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