メキシコ市トラルパン区長主催の被災者救援チャリティーイベントへの小野大使の出席

 
 

 

 

19日、トラルパン区の野外イベント施設にて、今般の東北地方太平洋沖地震の被災者救援のためのチャリティーイベント「Tlalpan Unido con Japon(仮訳:日本と団結するトラルパン)」が実施され、同日は3連休の初日にもかかわらず、 約500人の親子連れが集まり、白いTシャツを着た子供たちが被災地復興への思い思いの願いを託した白い風船を空に向かって放ちました。また、子供たちは各々が1ペソずつ寄付を行い、 集まったお金の入った募金箱をイベント後、出席した小野大使夫妻に手渡しました。この他、イベントに先立ち行われた式典では、チャベス・トラルパン区長及びデルガド・メキシコ市教育長官から日本の被災者に向けた、連帯の哀悼の意が表明され、又、チャベス区長から小野大使にこの日に先立ち集められた1,004,857ペソ(日本円にして約700万円)の義援金の小切手(拡大模型)が手渡されました。

 

これに対し、小野大使は挨拶の中で、「これまでカルデロン大統領夫妻を始め、多くのメキシコ国民の方々から励ましのメッセージをいただいており大変感謝している」、又、「日本とメキシコの間には400年の善意の交流の歴史があり、トラルパン区との間でも2009年度にインフルエンザの蔓延を受け、日本政府として同区の43校の小学校に対し、手洗い場の改修工事等、衛生環境改善ののお手伝いをさせていただいたが、今回の参加者の皆様の熱い心は日本の被災者たちに勇気を与える、皆様の思いを必ず被災者に届けたい」と述べました。

 

 

 

小切手(模型)の贈呈(右から小野大使、チャベス区長、デルガド市教育長官)

 

 

 

会場に集まった人々の様子

 

 

 

 

子供たちから募金箱を受け取る小野大使夫妻

 

 

 

空に向かって放たれた願いの込められた白風船

 

 

 
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