日墨生の生活を紹介します
令和2年7月8日
杉本彩楓理さん(言語・文化コース)


日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画を通じてメキシコに留学している研修生(日墨生)の日常を皆様にご紹介します!
同研修の概要は以下のURLからご覧いただけます。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mexico/jm_kk.html
【杉本彩楓理さん(言語・文化コース)】
こんにちは。日墨戦略的グローバル・パートナーシップ研修計画第47期生としてメキシコに派遣されております、杉本 彩楓理と申します。今回は、私のメキシコでの活動について書かせていただけるということで、ありがとうございます。私は現在、広島大学教育学部日本語教育系コースというところに所属しており、メキシコにおける日本語教育の現場に興味を持ちこのプログラムに参加しました。メキシコでは、個人教室で授業の一部を担当したり、メキシコ国立自治大学(UNAM)やメキシコ国立人類学歴史大学(ENAH)の日本語クラスにアシスタントとして参加させてもらったりしています。また、大学生以上の日本語教育だけでなく小学生や中学生などの年少者を対象とした日本語教育の現場にも興味があるので、今後はそういった教育機関での日本語教育にも携わっていくつもりです。
こちらにきて驚いたのは、予想していたよりも日本語教育の現場が多く、また学ぶ生徒も積極的であるということです。生徒が日本語を使って話してくれたり、日本のことについて教えて欲しいと言われたりすると、日本に興味を持ってくれているのだと嬉しくなります。同時に、メキシコにおける日本語教師の不足などの問題もとても身近に感じています。私1人の力では解決できることではありませんが、残りの期間でも積極的に日本語教育の現場に関わっていけたらと考えています。