「世界津波の日」セミナー(2021年11月5日)
令和3年11月8日
11月5日、「世界津波の日」に関するセミナーが国立防災センター(CEPAPRED)及びオンラインで開催されました。セミナーには、SATREPSプロジェクトに参加する京都大学、CENAPREDの他、内務省市民保護調整庁、海軍省、UNAM、中米自然災害防災センター、JICAの関係者等が参加し、大使館からは真鍋臨時代理大使が出席し、挨拶をしました。
2015年、国連総会で「世界津波の日」を定める決議がコンセンサスにより採択されました。この決議は、日本やメキシコをはじめ142か国が共に提案したものです。この決議により、津波の脅威について国際的な関心が高まり、その対策が進むことが期待されます。
また、1985年にメキシコで大地震が起きた後、日本の協力により、CENAPREDが設立されました。そして、現在、同センターも参加して、日本とメキシコは、SATREPSを通じて、共同で「メキシコ沿岸部の巨大地震・津波被害の軽減に向けた総合的研究」を行っています。
防災分野における両国の協力を通じて、メキシコの防災対策が更に進展し、日本とメキシコの友好協力関係が一層強化されることが期待されます。
■参考 JICAメキシコ事務所Facebook及びSATREPSホームページ
https://www.facebook.com/jicamexico/
https://www.jst.go.jp/global/kadai/h2710_mexico.html