真鍋公使による第31回全国土木学会開会式への出席(2021年11月24日)
令和3年11月24日
11月22日、メキシコ土木学会(CICM)主催による第31回全国土木学会の開会式がCICM本部において開催されました。開会式には、来賓として、ディアス通信運輸大臣等が出席し、当館からは真鍋公使が出席して挨拶しました。
本学会では、「持続可能な将来のためのインフラ」のテーマの下、23日~25日までの期間中、土木に関する様々な講演が行われます。今回の学会では、日本が招待国となっており、日本関連の講演も予定されています。
開会式において、真鍋公使より、日墨間の特に経済関係の重要性を強調した上で、持続可能な発展を達成するためには、包摂性、強靱性等を備えた「質の高いインフラ」を整備することが重要であり、我が国としては、「質の高いインフラに関するG20投資原則」や「インフラシステム海外展開戦略2025」に沿って、「質の高いインフラ」投資の実現に向けて取組を進めていきたい旨述べ、日墨関係の更なる緊密化を祈念する旨挨拶しました。
引き続いて行われた主催者挨拶では、ロハス・メキシコ土木学会会長より、1985年にメキシコで大地震が起きた後に日本の協力により設立された国立防災センター(CENAPRED)について言及があり、土木分野に関して日本から学ぶことが多々あると感謝の意が示されました。
本学会を通じて、両国の土木分野における協力関係がより一層進展することが期待されます。