山田大使のエンセナーダ市・マグロ養殖場訪問(2016年10月19日)

平成28年10月26日

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10月19日、山田大使は、草の根・人間の安全保障無償資金協力の完成式出席のためにバハ・カリフォルニア州エンセナーダ市を訪問した際に、エンセナーダ市の沖合にあるマグロ養殖場を訪問しました。

このエンセナーダのマグロ養殖施設は、バハ・アクアファーム社が1999年から運営しており世界最大規模とのことです。

ここで育てられるマグロはクロマグロで、その85~90%(年間約4千~5千トン)が日本へ出荷されています。日本へのマグロの出荷は週3回行われており、ロサンゼルスまではトラックで、ロサンゼルスからは飛行機で輸送されています。マグロは、エンセナーダを出発してから48時間後には築地市場に到着するそうです。

太平洋クロマグロは、日本近海から太平洋を横断しメキシコ近海まで回遊します。

エンセナーダ市と日本、太平洋を挟んで向かい合わせですがその距離以上に身近な関係です。