山田大使の「世界津波の日セミナー」への出席
平成28年11月10日


11月4日、メキシコ市の国立防災センター(CENAPRED)において、「世界津波の日」に係るセミナーが開催され、山田大使が出席しました。
「世界津波の日」は、2015年の国連総会本会議において、11月5日を同日に定める決議により採択されました。これは仙台で開催された第3回国連防災世界会議において、日本が「世界津波の日」の制定を提案していたことによるものです。
セミナー会場には、CENAPREDやメキシコ内務省、海軍省をはじめ、SATREPSプロジェクトを担う京都大学及びUNAMの担当者が参加し、両国併せて100名程度の関係者が出席しました。
山田大使は祝辞にて、「世界津波の日」の由来となった「稲むらの火」の逸話を語った上で、現在日墨間で実施されている地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)の『メキシコ沿岸部の巨大地震・津波災害の軽減に向けた総合的研究』の国際的な意義を強調しました。災害によってもたらされる悲劇を繰り返さないよう、日本は継続的に協力します。
