日本企業1000社進出記念式典が行われました(2017年1月13日)

平成29年1月18日


1月13日、メキシコ経済省において、メキシコへの日系進出企業1000社を記念する式典が開催されました。メキシコ出張中の武井俊輔外務大臣政務官が、グアハルド経済大臣、アルマダ駐日メキシコ大使、山田大使と共に本式典に参加しました。
式典には、約150名が参加し、冒頭、山田大使から、「進出日本企業が1000社に到達したことは、日本企業が墨への投資を将来有望であると認識している証左である。日本企業は質のよい雇用を創出し、墨の競争力強化に貢献しており、投資分野や地域を多様化しつつ、これからもさらに増加すると期待する」旨述べました。続いて、アルマダ駐日メキシコ大使から、「日本にとって,アジア以外の地域において日本企業が1,000社以上進出している国はメキシコを含めて4カ国のみであり、両国の補完的経済関係の象徴。長期的観点から当国にコミットしている進出日本企業に謝意を表する」としました。また、JFEスチール社を代表して山口JFEスチールアメリカ社長から、「999社の進出がなければ、1000番目である自分たちはなく、本日の表彰は日本の産業界全体に対して与えられたものであり、日本の産業界の一員として感謝する」と挨拶をし、グアハルド経済大臣より山口社長に対して記念品の贈呈がありました。
武井政務官からは、「50年前の日産工場を嚆矢とする本格的な日本企業の投資に始まり、日墨EPA発効を経て、近時の日墨関係が世界でも類を見ないほど深化を遂げていることを歓迎。JFEスチール社が、バヒオ地域に新工場を設立するプロジェクトが、記念すべき1000社目となったことは、日墨関係の一層の飛躍を象徴するものである」と述べました。
最後に、グアハルド経済大臣から、「日墨EPAの下、進出企業が1000社となる等,日本から墨への投資が進んだが,ペニャ・ニエト政権下の過去4年間にこれら投資の半分が行われたことは現政権の成果といえる。JFEスチールの投資は、自動車産業のサプライチェーンを更に強化するものである。高い技術力や人材育成など、日本企業が世界に誇る強みを活かして,将来、日本企業と墨企業が雇用と価値を生み出していきたい。」旨挨拶をしました。